クチコミで評判・ワインコンシェルジュ試験
ワイン文化が日本に入ってきたのは明治時代の初期のことだそうです。ヨーロッパの肉食文化にマッチした形で発展してきたワインの味は、米や魚を主食にしてきた日本人の食文化にはなかなか合わず、ビールやウィスキーに較べると、それほどワイン文化が日本に広まることはありませんでした。ビジネスとして成立しない、趣味に近い次元で、細々と日本各地のワイナリーは営まれていました。日本のワイン文化に変化が見えてきたのは戦後になってからのことです。戦後になり、欧米流の食文化が大々的に入ってきて、日本人の舌の好みも徐々に変化していきました。こってりとした欧米流の肉食文化も日本で楽しまれるようになって、それに合わせてワインを飲む機会も増えていきました。そして80年代、バブル景気の中で、日本の消費文化は成熟し、世界中の「食」を日本人は大いに楽しむようになり、その流れの中でボージョレ・ヌーボーの大ブームが起きました。この頃から、一般の人の間でもワインに関する知識がひろく知られるようになり、また、ソムリエブームなども起きて、ようやく日本にもワイン文化が定着したといえるでしょう。最近では、スペインバルも流行し、ワインの楽しみ方も多様化しています。
ワインに関わる仕事は、これからますます需要を増すと思われます。ソムリエの他に、「ワインコンシェルジュ」という資格が、いまネットなどで評判になっているようです。「ワインコンシェルジュ」は、ブドウの品種ごとの特徴の違いや、世界のワインの産地の文化など、ワインに関する基礎的な知識を持ち、その知識に基づいて各種のワインをよりおいしく楽しむための方法を提供する仕事です。「ワインコンシェルジュ」の資格を取得することで、外食産業での就業機会が増えるだけでなく、これからの日本のワイン文化を担う仕事に関わることができるでしょう。
「ワインコンシェルジュ」の資格は、日本デザインプランナー協会の「ワインコンシェルジュ」の試験で取得することができます。自宅での受験が可能で、自分のペースで勉強ができると、クチコミでも評判でおススメです。